警視庁代々木署 11日午前11時55分ごろ、東京都渋谷区の明治神宮で、職員から「玉垣が傷つけられている」と110番通報があった。本殿の東側にある国の重要文化財「玉垣」に傷が付けられていたといい、警視庁が文化財保護法違反や器物損壊の疑いを視野に調べている。 代々木署によると、玉垣には「火」という文字に見える傷と、線状の傷があるという。職員が8日に見回りした際に傷はなかったとみられるといい、署は何者かが意図的に傷をつけたとみて防犯カメラを解析するなどしている。